カテゴリ:2004_Chile( 8 )


絶体絶命のウインターストームなど、もはや遠い過去の記憶でしかない。

イースター島、サンティアゴと旅してきたこの旅行も、終わりに近付いていた。
天候にも恵まれ、人にも恵まれた。何よりいろいろな歴史や風土に触れられたことが
この旅行を有意義な旅行にしてくれたと思う。

翌日にはまた飛行機に乗ってアメリカに戻る。また寒い冬へ逆戻りだ。



最後に何をしよう...僕が思い付いたのは市場で旨い物!だった。
今回はもう少し地元の人で賑わっているお店に行こう。そう心に決めると、あえて
混雑した店に入った。

店の中はお昼時ということもあって地元の人たちでごった返していた。
ニコニコと優しい笑顔のおばあちゃんが注文を取りに来てくれた。
片言の英語とスペイン語にも嫌な顔せず、一生懸命料理を説明してくれる。
ホント優しいおばあちゃんだ。


とりあえずビールを注文し、セビッチェという新鮮な魚をレモンで締めたものと
シーフードのスープを注文した。料理が来るまでの間も、そのおばあちゃんは
片時も休むことなく、店の客を気にしてくれている。そんな優しいおばあちゃんを
僕はじっと眺めていた。


食事を終えると、お皿を片付け、お水を持ってきてくれた。少し会話を交わした。
普段は人にカメラを向ける勇気のない僕だが、写真を撮っても良いか、勇気を出して
聞いてみた。おばあちゃんは、ちょっと照れくさそうだったが、快く了解してくれた。





とそのとたん...今までちっちゃかったおばあちゃんが、背筋をピンと伸ばし、
顔をきゅっと引き締め、市場の肝っ玉母さんに変身したのだった...


僕はその変わりっぷり圧倒されながら、シャッターを切った。



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CANON EOS7 EF50 f1.4 USM 400TMY



ポートレートというのは、難しい...。



これでチリのお話は終わり。次の行く先は...
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by handachin | 2008-04-01 10:42 | 2004_Chile
チリといえばチリワイン

ワイン好きな私の思い込み。せっかくチリに来たので、ワイナリーツアーに行かない手は無い。
ホテルでツアーを申し込む。コンシェルジェは英語で話してくれるが訛りが強くて聞き取れない。
やっと日常会話が出来るようになったものには、この訛りというのが大きな壁になる...
よく分からないので、思いついたワイナリーの名前を連呼する。コンチャイトロ!

翌朝、ツアーのバスがホテルまで迎えに来てくれた。コンチャイトロ?一応聞いてみる。

バスは市内のホテルを廻り、やがて郊外に向かって走り出した。少し郊外に出ると南米っぽさ
が露になる。バスを降りて散策したくなる...。レンタカーでも借りれば良いのだが、なにせ
チリの市内、交通マナーが物凄い。ここで運転する度胸は無い。おとなしく車窓からの眺めを
堪能する。(写真なし...)


ワイナリーの近くに下ろされる...コンチャイトロ?一応聞いてみる。ガイドは首を振る。
ツアーまで時間があるから散策していろと言うことらしい。しばらく散策する。


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散策していると古い門を見つける。CONCHA Y TOROと書いてある。この門はもう使われて
居ないみたいだが、この塀の向こうがコンチャイトロのワイナリーのようだ。


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時間が来たのでワイナリーへと向かう。こちらが現在の門。


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まず、CONCHA Y TORO と名前の入ったグラスを渡される。


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このグラスで、ところどころ試飲をしながらワイナリーの歴史、葡萄のこと、ワインのこと
いろいろ説明を受けながら大庭園を周り、ブドウ畑に行き、かなり長いこと歩かされる。


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ちょっとしたハイキングを終えると、ようやく蔵に入れてもらえる。ヒンヤリとしていて
気持ちの良い空間だ。


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大きい蔵からどんどん深いところに入って行き、最後にワイナリーの伝説の蔵に辿り着くと
ちょっとした仕掛けがしてあって驚かせてくれる。どんな仕掛けかは...内緒です。



またしてもほろ酔いになってしまった私は、ワインセラーで高級ワインを購入してしまう...
でもこれ、空港の免税店でもっと安く売っていた...
まぁ、保管状態の良い一本を手に入れたと言うことで...良しとしよう(笑)
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by handachin | 2008-03-31 09:24 | 2004_Chile
近代建築と歴史的建造物の調和。

西洋では、歴史的建造物と近代的な建築がすぐ隣り合わせで建っているところを良く見かける。
こういう調和はとても新鮮だが、もう少し空間を分けても良いんじゃないか?と勝手ながら
思ってしまう。

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信者の方には大変失礼ではあるが、暑さしのぎに大聖堂を拝見する。



中に入ると、都会の喧騒とはまったく切り離された、厳粛な別世界が広がっていた。

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聖水で身を清める。

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大聖堂の中にもいくつか礼拝堂があるようだ。散策してみる。

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こちらの礼拝堂でも、熱心な信者が祈りを捧げていた。

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CANON EOS7 EF50 f1.4 USM 400TMY



様々な歴史の中で、熱い信仰を集めてきた大聖堂なのである。
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by handachin | 2008-03-30 08:03 | 2004_Chile
サンティアゴの日差しは熱い!

ほろ酔い加減のまま、ふらふらと市場を出る。ほの暗い市場とは対照的に、外はカンカン照りだ!
真夏の日差しが容赦なく照り付けている。コンクリートに囲まれた都会は照り返しも強烈だ。


黒いスーツのサラリーマン、タフである...。

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こちらは雨宿りならぬ、陽宿り(笑)

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警官だって暑い。

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CANON EOS7 EF50 f1.4 USM 400TMY


どこかに避難しないと...飲んだビールが汗で抜けてしまった(笑)
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by handachin | 2008-03-29 08:57 | 2004_Chile
ずばり、アナゴです。
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チリは長い海岸線を持つ国、シーフードがとても新鮮で美味しいのである。
そして良く食べられているのがこのCongiro ことアナゴ、なんだそうだ。
見た目は正直...ウツボ?な彼なんだけど、これをフライにしてもらうことに。


しかし...市場散策に夢中になってしまい、ちょっと昼時をはずしてしまった。
料理を待つ間、空きっ腹にセルベッサ。いい気持ちになってきた。



すると店の男たちが何やら壊れた椅子を持ってきて議論を始めた...
早くアナゴのてんぷらを...
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すっかり出来上がった頃、ちょっとごっついアナゴのてんぷらが出てきた。
思わずがっついてしまい、写真を撮るのを忘れる...スミマセン。
味は見た目とは裏腹に日本のアナゴより淡白。意外とあっさりしていて美味しかった。


しばらくほろ酔いのまま市場をふらふらする~
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by handachin | 2008-03-28 10:45 | 2004_Chile
市場にいる猫というのは、人懐っこく、でも鋭い眼差しをしていて逞しいものである。

Fragile な猫
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サンティアゴ中央市場内のちょっとした食べ物屋さん。椅子の下にひっそりと
佇んでいる猫を見つけた。どこか怯えたように、ただ一点を見つめている。
近付いていっても、逃げるでも、スリスリしてくるでもなく、どこか遠くを見つめている。
なんとも寂しそうな表情だが、この食べ物屋さんへの信頼感のようなものを感じる。



しばらく市場を散策する。場所も時代も、今どこにいるのか分からなくなる錯覚に陥る。



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CANON EOS7 EF50 F1.4 USM 400-PR



お腹が空いてきた。
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by handachin | 2008-03-27 08:37 | 2004_Chile
美術館めぐり その2 国立美術館へと向かう。

僕がまず美術館に行くと、まず探すのはピカソの作品。僕はピカソの作品を
目にすると動けなくなる。いや、正確に言うとその場を離れられなくなる。
一番最初にピカソの作品を観た時、ガツン!という強い衝撃を受けた。
大げさではなくて本当にガツンときた。それ以来、ピカソの作品を観たいが為に
美術館をめぐりをしていると言ってもいいかもしれない。

アメリカの美術館では、たとえものすごく有名な作品であっても、大抵の場合、
ガラスも張っていなければ、ロープも張っていない。その美術館の所蔵品であれば
フラッシュを使わなければ写真を撮ることだってできる。ちょっと無防備すぎない?
と最初は心配になったが、ホントにこれはありがたいことだ。

が、期待は大きく外れ、国立美術館というわりにそれ程著名な作家の作品はない。
ピカソの作品も残念ながら置いていなかった。ゆっくりしようと決める。外は暑い。

避暑@国立美術館
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CANON EOS7 EF50 f1.4 USM 400-PR

この美術館の地下である写真家の特別展があった。ちょっと引き目のポートレイトが
かなりの数、展示されていた。ちょっと古い時代の写真だけど、凄く印象的な写真ばかりだ。
僕はかなり長い時間、この地下の特別展に居た。写真家の名前は読めないけど、
きっとChileの有名な写真家なんだろう...そう思っていた。

そして今日、スクラップブックを開いて驚いた。

Henri Cartier-Bresson

一応取っておいたパンフレッドにそう書いてあった。その頃、海外の写真家の名前なんて
正直、知らなかった...。正直、驚いた。去年辺りから、ブレッソンの写真集を集めている。
どおりで観た事のある写真が多いわけだ。
古臭い写真だなぁ...なんて言って通り過ぎなくて良かった(笑)。
一応、観る目があるということで...。
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by handachin | 2008-03-26 11:57 | 2004_Chile

美術館めぐりと市場での食事、この二つが僕の旅行では欠かせない。

旧市街にあるホテルに到着するとまず、重たいズームレンズを貴重品ボックスにしまい
極力身軽な装備に切り替える。治安がちょっと心配だからだ。

美術館、博物館、そして市場の場所を地図で確かめ、一応観光名所もチェックしておく。

ホテルを出ると、サンティアゴの街は、僕が想像していた南米の都市とはちょっと違っていた。
綺麗だし、都会的だ。どこかヨーロッパっぽい雰囲気もある。でもどこか南米である。
なんか妙に爽やかな気分で、でもカバンのストラップはしっかりと握って街を歩く。


最初の目的地は Museo de Artes Vissuales ビスアレス美術館だ。ショッピング
プラザに入った近代アートの美術館。サンタ・ルシアの丘を抜けて、ちょっと細い路地に
入っていくと、ちょっと南米っぽいおじさんを発見。



帽子のおじさん
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CANON EOS7 EF50 f1.4 USM RVP100F



さらに路地を曲がると美術館に到着。露店が出ていたりして、どこかのんびりとしている。
こじんまりとした美術館だが、割と見応えがある。写真のセッションはとても印象的であった。


Museo de Atres Vissuales
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CANON EOS7 EF50 f1.4 USM RVP100F
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by handachin | 2008-03-25 10:18 | 2004_Chile